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サンフランシスコ連銀イエレン総裁発言や狂牛病のニュースにドル売り優勢
3月14日
************忙しい人のためのサマリー*********
イエレン総裁発言や狂牛病のニュース
さらにM&Aに絡んだニュースなどにドル売りが優勢。
ドル円は、119円台の重さを嫌気してのポジション調整の売りも入っている。
もっとも、基調としてのドル買いは変わらず。
ドルの安値では買いも見える。
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昨日の市場、
ロンドンからNYにかけて
一番目立った動きとしてはドルの売りであった。
もっとも、ロンドン朝にはドル買いが優勢になる場面もあるなど、
一方向に大きく動く展開でもなかった。
金曜日の米雇用統計を受けて、
利上げ継続期待が残っており
ドル買い意識はあるものの、
ユーロの下値がしっかりしていることで、
他の通貨にもポジション調整が入りやすくなっている。
また、サンフランシスコ連銀イエレン総裁のFRBの行き過ぎを警戒する発言や
米での3例目の狂牛病のニュースなどが
ドルの売りを誘った。
また、M&Aに絡んだドル売りの思惑も広がっていたようだ。
動きの中心は欧州通貨対ドルで
ドル円はやや蚊帳の外であったが
NY時間朝に119円台を試したものの上値が重かったことで
その後のイエレン総裁や狂牛病のニュースを受けてのドル売りに反応しやすくなり
早朝の市場で、118円半ばまで値を落とした。
【東京時間】
週明けの東京市場では、
朝方のユーロドルでのユーロ買いドル売りが目立ったほかは
小動きな展開になった。
金曜日の雇用統計がやや強めになったことを好感して
ドル円などの下値はしっかりしていたものの
119円台を買い進むほどの勢いはなく
118円台後半を中心とした推移になった。
そうした中、目立ったのはユーロの買い。
きっかけになったのは
週末にでた
UAE中銀が外貨準備(230億ドル・約2.7兆円)の10%を
ドルからユーロにシフトさせるという報道。
この記事を受けてユーロ買いドル売りが進み、
ユーロは1.1900近辺から50近辺まで上昇した。
もっとも昼前には、こうした動きも落ち着き
落ち着いた動きになった。
【ロンドン時間】
ロンドン時間、最初の動きは、再びのユーロ買い。
UAEがらみのニュースを好感したユーロ買いドル売りなどが目立った。
ユーロドルは東京時間に頭を抑えた1.1950のポイントを上抜け、
ストップを巻き込んで、1.1970近くまで上昇。
ポンドやスイスなど、他の欧州通貨も、つられて
ドル売り欧州通貨外を見せた。
しかし、1.2000手前ではユーロ売りの注文が入っており
上値進行を止めたところに、
UAEから、
「われわれはユーロを買ってないし、まだ決定したこともない」と
週末の報道を否定するコメントが発表され
ユーロは1.1930近辺まで急落した。
欧州通貨は、こちらの動きにもついていき、
下落時にはつられ売りになり
ポンドは1.73手前から、1.7230割れまで値を落とした。
スイスも同じく朝のドル売り分を取り戻すだけの
ドル買いスイス売りが入ったが
ダイス経済相からのスイス経済への強気な発言などが好感されてスイス買いが入ったこともあり
ポンドのように、東京時間の水準を超えてのドル買いにはならなかった。
その後主役になったのは、今度はポンド。
PPIアウトプット(生産者出荷価格指数)の数字が
予想を上回ったこと、
ODPM住宅価格指数(ODPM:英国副首相府)の数字が
前回、予想をいぜれも上回ったことなどが好感されたことで
ポンドは1.7230近辺から再び1.72台後半へ値を戻した。
なお、蚊帳の外のドル円は、118.90近辺で膠着。
【ニューヨーク時間】
ニューヨーク時間に入って、
ドル円が再び119円台をトライする動きに。
118円台後半のしっかり差を受けて
下値安心感が出て、
119円台のトライにつながったものと見られる。
しかし、2月7日の高値である119.20付近には売り注文もあり
頭を抑えられると
その後値を戻した。
ロンドン時間に動きを見せたポンドは、
ナスダックに引き続いて、NYSEまで
LSEの買収に参戦というニュースを受けて
買収に絡んだポンド買いが出るとの見方が広がったことや
米通信大手ベライゾンが
ボーだフォントの合弁会社ベライゾンワイヤレスのボーダフォン所有株式を
取得する意向を非公式に示したとの報道も
ポンド買いを誘った。。
また、
ポンド買いドル売りにつられる形で、
ユーロドルも上昇。
1.1950を試す動きになった。
サンフランシスコ連銀イエレン総裁の
「FEBは行き過ぎには敏感にならなければならない」
発言なども、ドル売りを誘った。
また、米狂牛病の話もドル売りにつながり
NYK引け間際には
ほぼ全通貨に対してドルが売り込まれれる
ドル全面安の動きを見せた。
【ここからの見通し】
ドル円の119円台にはかなり売りが残っている。
上昇の勢いが強かっただけに、
いったん高値警戒感も出ていると見られる。
また、米狂牛病のニュースなどもじりじりと上値を抑えてきそうな雰囲気である。
あくまでこのところの動きの調整にとどまるとは見られるが
短期的には、やや頭が重くなるのか。
ユーロが1.2000にしっかり乗せくるようだと、
ドル円の下げにも勢いが出そうだ。
下値のめどは、まず118.00の水準。ここを割り込むと
117円前半から半ば。 117半ばを割り込まないと、
115.50からの上昇基調が崩れたとはいいにくい。
上値は119.20が意識されるところ。
依然基調はまだドル高か。
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1992年チェースマンハッタン銀行入行 1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行 (旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍 10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後GCIグループに参画。 2005年9月よりGCIキャピタル・シニアアナリスト (社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎) |
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