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米住宅関連指標の好結果を受けドルは大幅高


3月24日

************忙しい人のためのサマリー*********
米住宅関連指標の好結果を受け
利上げ継続期待が強まり,ドルは大幅高

金利上昇の悪影響を受けやすく
懸念された住宅関連の数字が好調ということで
米景気への信頼感が高まった。
*******************************************

昨日は、NY時間に一気にドル高が進んだ。

きっかけになったのは
米中古住宅販売戸数(2月)の数字
本来注目度がそこまで高い指標ではないが、
このところの金利上昇が最初に響いてきそうな
住宅関連指標が
予想を大きく上回る好結果になったということで
ドル買いにつながったと見られる。

今回の数字を受けて
米メドレー社のレポート意向強まっていた
利上げの早期終息期待が後退し、
利上げ継続期待が優勢になったことで
ドルの買いへとつながった。

ドル円は、戻りのポイントであった117円台半ばを越えて
118円手前まで上昇。
ユーロは1.2000の大台を割り込み、
1.19台での推移と
それぞれ意識されてきた水準を超えてドル高が進行している。


昨日は、NY時間に一気にドル高が進んだ。

きっかけになったのは
米中古住宅販売戸数(2月)の数字
本来注目度がそこまで高い指標ではないが、
このところの金利上昇が最初に響いてきそうな
住宅関連指標が
予想を大きく上回る好結果になったということで
ドル買いにつながったと見られる。

今回の数字を受けて
米メドレー社のレポート意向強まっていた
利上げの早期終息期待が後退し、
利上げ継続期待が優勢になったことで
ドルの買いへとつながった。

ドル円は、戻りのポイントであった117円台半ばを越えて
118円手前まで上昇。
ユーロは1.2000の大台を割り込み、
1.19台での推移と
それぞれ意識されてきた水準を超えてドル高が進行している。

【東京時間】

東京時間は、クロス円の動きが目立つ展開になった。

朝方、米系投資銀行などからの大口のユーロ円でのユーロ売りが入り
ユーロ円が141円割れのストップをつけて下落。
ポンド円やNZD円などの他のクロス円もつられ安となる展開になった。

ドル円は、こうしたクロス円の動きに押され
117円を割り込んで116円台後半での推移。

しかし、午後に入ると
逆にユーロ円で大きくユーロ買い円売りが入る展開。
141円台を簡単に回復すると、
朝の動きで下を狙った短期筋の買戻しを誘発して
141.30/40まで上げ幅を広げた。
ドル円も、この動きに117円台を回復。

日銀の中原審議委員が富山県での講演で
今後のゼロ金利解除にかなり慎重な姿勢を示したことを受けての
円売りが出ていたという見方もあった。
ただし、実際に円が売られたのは、講演内容が伝わってから
二時間ほどしてからのこと。

【ロンドン時間】

ロンドン時間は、
レンジの中での取引に終始。

東京時間に117円台を回復したドル円は、
その後は、117円をはさんでの取引が続いた。
ユーロドルは1.20台後半での推移。
英CBI産業調査で、
製造業部門の回復などが指摘されたポンドは
1.74台前半での推移。

基本的には各通貨とも様子見ムードで
この時点では、この後の大きな動きを示唆するような動きは出ず。

【ニューヨーク時間】

午前0時に発表された米中古住宅販売を契機に
一気にドル買いの流れが強まった。

2月の中古住宅販売は、691万戸と、予想の650万戸を上回った。
前回の656万戸と比べてもかなり強めの数字で
今回の数字を受けて
これまで市場にあった
「金利高による米住宅需要の減退→個人消費に悪影響→景気にブレーキ→利上げ終了」
という懸念が和らぎ、
金利に影響を受けやすい住宅関連の需要がまだ旺盛であることが
はっきりしたことで
米利上げ基調の継続期待が強まって大幅なドル買いとなったようだ。

このドル買い局面で、
これまで意識されていたユーロドルの1.2000の水準を
あっさり割り込んでユーロ安ドル高が進行。
世界でもっとも取引が活発なユーロドル市場でのドル高進行を受けて
他の通貨ペアでもドル買い基調が強まるかたちになった。

ドル円は、117.50を越えて118円手前まで上昇。
買い遅れた本邦輸入勢のドル買いなどが下値では指摘され
その後の戻りも鈍くなっている。

各ポイント越えには、
ストップロスのドル買い注文なども控えており、
そうした注文がドル高の勢いを強める働きをした。

また、水準を超えてドル高が進行した後は
117.50や1.2000がドルの下値を支える形になり
NY午後は高値圏のままでの推移となった。

【今後の見通し】

ポイントを超えたことで、ドル高基調はよりはっきりした。
ここからであるが、
ドル円に関しては
118円台に輸出企業などからの売りが控えており
かんたんにはあがらないものの
下値がしっかりという展開が予想される。

前回の119円台から簡単に115円台まで値を落としたこともあり
輸出企業は118円台などでしっかりドル売りを入れてくる可能性が高く
一本調子でのドル高にはならず
ポイントポイントでの売りをこなしながらの推移になりそう。

下値、目先のポイントは117.50
ユーロは1.2000。

 

■為替ニュース配信サイト「Klugクルーク」




山岡和雅
やまおかかずまさ

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後GCIグループに参画。
2005年9月よりGCIキャピタル・シニアアナリスト
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)