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東京時間に円高進行も、海外勢が参加後は動き落ち着く
3月28日
************忙しい人のためのサマリー*********
東京時間に円高進行も、海外勢が参加後は動き落ち着く
目立った指標発表なども無く、
FOMC(米公開市場委員会)を控えて、様子見ムードが強まった
東京時間は、会計年度末を前にした本邦勢からの
外貨売り円買いの動きに、ドル円、クロス円ともに円高進行
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金曜日に米新規住宅販売件数の弱めの数字をきっかけに
ドル売りが進行した市場、
ドル円に関しては、
週明け月曜日の市場でもその流れが続き、
ドル売りが優勢な展開になった。
もっともきっかけになったのは、
本邦投信勢などの年度末をにらんだ円転
(外貨建て資産の円価額を確定させるため、外貨売り円買いを行
う企業行動)の動きで、
昨日に関しては、
ドル安というよりは円高の状況
このところ売りが目立つオセアニア通貨に対する対円での売りや
ユーロ円などドル円以外での円買いも目立つ展開になり
週明けの東京市場から活発な動きを見せた。
もっとも、こうした動きは、海外勢の参加とともに落ち着きをみせ、
その後は今晩のNY市場(日本時間では明日の午前4時15分)に発表される
FOMCの結果及び声明文待ちの様相になり
レンジの中での取り引きに終始した。
目だった経済指標の発表が無く、
要人発言への反応も鈍くという形で、
市場の注目は完全にFOMCに向かっている。
【東京時間】
東京時間は、円高が進行。
先週金曜日NYK時間のドル大幅安の中、
118円台半ばから117円台半ばまで一円急落した後を受けての
週明けの市場、
ドル安円高がさらに大きく進行する動きを見せた。
きっかけになったのは、会計年度末を目前に控えた
本邦の投信などの海外資産の円転の動き。
(外貨建て資産の円価額を確定させるため、外貨を円に戻す(外貨売り円買いを行
う)企業行動)
このところ値を崩しているオセアニア通貨を売って円を買う動きが特に目立ち、
豪ドル円は、83.30/40から82円台前半まで、
NZ円は、71円台後半から70円台半ば近くまで落とす動きが見られた。
ドル円は、こうしたクロス円での売りに加え、
29日朝に控えたFOMC声明で利上げの打ち止めが示唆されるのではとの警戒感
からの
ドル売りも加わって大きく値を落とし、
116円台半ばを瞬間割り込むところまでドル安円高が進んだ。
対円で売りが目立ったオセアニア通貨は
対ドルでも売りが入り、
特にNZDは0.6060近辺と2004年5月以来の安値圏。
朝方発表された貿易収支は、改善していたものの、
NZ買いにはつながらず、逆に貿易収支改善でも戻らないことが
NZ売りに安心感を与えて、NZ安が進むという展開。
【ロンドン時間】
ロンドン市場は、東京市場で動きすぎた分の調整などが見られ
総じて落ち着いた動きに。
東京時間に大きく値を落としたドル円は、
ロンドン勢の参加後から
買戻しの動きが優勢になり
117円近くまで値を戻したものの
117円をつけるにもいたらず、116円台後半での動き。
ユーロは、ユーロ円、ユーロスイスなどユーロクロスの売りに頭を抑えられ
狭い範囲での取り引き。
ポンドやスイスなどは若干ドル売りが優勢も、
こちらも大きな方向感が出るには至らずという展開。
東京時間に円と並んで動きが出たオセアニア通貨は、
調整の動きがやや優勢。
基本的には、今晩(正確には明日早朝)に結果が発表される
FOMCの声明内容待ち(利上げ自体は織り込み済み)で
動き難い展開。
【NY時間】
こちらも、動きが乏しい展開で、
ドル円が116円台後半を中心にした展開、
ユーロが1.20台前半を中心にした展開。
目だった米指標などが予定されておらず、
FOMC声明まで様子見というムードが強い。
ドル円は117円近くには本邦輸出勢などからドル売りが出ているといわれ
116円半ばからは、米系大口投資家などが一旦利益を確定させるドル買いを入れているといわれと
両サイドを売り買いにはさまれて、動きが出難い様子。
【今後の見通し】
明日早朝のFOMC(米公開市場委員会)までは動き難い。
今回のFOMCの場合、
0.25%の利上げ自体は完全に織り込まれている。
市場の注目は、
利上げそのものよりも声明文の内容にある。
噂される利上げ打ち止めについて、
声明文で何らかの示唆が出てくるのか否かがポイント。
なお、バーナンキ議長の下で初のFOMCということで
これまでの声明文のスタイルとは
変更される可能性がある。
バーナンキ議長は、これまでのグリーンスパン氏に比べ
平易な言葉を使って、市場と対話しようという姿勢が
これまでの活動で目だっている。
グリーンスパン下のFOMCのように、
キーワード(穏やかなペースなど)を意識しての市場の動きという形には
ならない可能性もあり、
逆に反応が難しいという意見もある。
さて、どういうかたちになるか。
とりあえず、FOMCまでは、様子見ムード。
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1992年チェースマンハッタン銀行入行 1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行 (旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍 10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後GCIグループに参画。 2005年9月よりGCIキャピタル・シニアアナリスト (社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎) |
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