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好調な経済指標、要人発言を受けてユーロ買いが目立つ展開
4月26日
************忙しい人のためのサマリー*********
経済指標(Ifo景気指数、独消費者物価指数)の好結果や
要人の利上げに強気な発言を受けてユーロ買いが優勢。
米経済指標の結果も強く、ドルもユーロやカナダなどを除くと強い。
カナダは、0.25の利上げは織り込み済みも、その後の声明で
更なる利上げが示唆され、カナダ買いが優勢に。
ドル円は、114円台での振幅、下値攻めに慎重な姿勢が見られ、
その後の好調な米指標を受けて115円トライも、上値での売りもしっかり。
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昨日の市場で最も目立ったのは
ユーロの買い。
Ifo景気指数や、ドイツの消費者物価指数の好結果が好感されたほか、
ウェーバードイツ連銀総裁やパパデモスECB専務理事らが
ユーロの利上げについて強気なコメントを行ったことが
ユーロ買いにつながった。
ドルは、好調な米指標に支えられて
ユーロドル以外では堅調な動き。
ドル円は、114円台前半から下を攻めきれず、
ドル堅調な動きに115円近辺まで値を戻された。
そのほか、目だったのは
カナダの買い。
午後10時に、政策金利の0.25%の利上げが発表されたことじたいは
予想通りであったが、
その後のBOC声明において
「もう一段の金融引き締め(利上げ)が必要であるかもしれない」という
前回声明の文言が維持されたことで
市場のカナダ買いを誘った。
ドルカナダは
発表前の1.1390近辺から、
サポート水準の1.1340を割り込んで1.1315/20まで下落した。
【東京時間】
前日の大幅な円高進行を受けて
朝方いったんドル売り円買いが進んだものの
下値では、利益確定の買戻しもあり
その後はもみ合い。
ヘッジファンドなどからのドル売り意欲は強いものの
先週末からの大幅な円高進行に、警戒感も出ており
下値を売り込む動きにはならなかった。
もっとも、東京時間中はドル売りも根強く
114円台半ばを中心としたもみ合いに終始した。
クロス円も基本的にドル円に同調した動き、
ユーロやポンドは、朝方のクロス円の売りに頭を抑えられたが
その後ドル売りが優勢。
最もレンジを超えていくほどの勢いは見られず。
【ロンドン時間】
経済指標や要人発言に、ユーロ買いが優勢も、
NY勢の参加までは上値が押さえられる展開。
日本時間午後5時に発表された
独Ifo景況感指数の数字は、
予想の104.8にたいして、直前に市場で107という非常に高い数字になるのでは
といううわさが広まって、
ユーロ買いを後押しした。
結果はうわさほどではないものの105.9と好数字になり
市場のユーロ利上げ期待を後押ししたことから
ユーロ買いが堅調な展開に。、
ユーロドルが1.2415を越えて7ヶ月ぶりの高値を示現する動きとなった。
しかし、高値をつけた後は、一服感も出て利益確定の動きが強まって
1.23台に戻される展開。
ウェーバー独連銀総裁を始めとする欧州の要人が
ECBの金利やユーロ圏のインフレについて強気なコメントを行い
利上げ期待が高まる場面もあったが
1.2400近辺までの上昇にとどまって、NY勢の参加待ちとなった。
ドル円は、東京時間と同様、上下ともに決め手を欠き
114円台半ばを中心にした振幅であった。
【NY時間】
NY勢が参加してくると
欧州の強い指標や発言を受けて素直にユーロ買いから入ってきた。
ユーロドルは1.2415をしっかり越えて、
その上のストップを巻き込み1.2440近辺まで上昇する展開。
ドル円が114円台前半での動きになるなど、
ユーロドルにつられて各通貨ともいったんドル売りが優勢になった。
ポンドドルは1.7935と、昨年9月以来の高値をつけた。
午後10時のドルカナダの政策金利発表は、
予想通り0.25%の利上げで、利上げ自体は材料視されなかったが
その後の声明で
「もう一段の引き締め(利上げ)が必要になるかもしれない」という
文言が維持され
ドルカナダでのドル売りカナダ買いを呼んだ。
ドルカナダは、1.1340近辺のサポート水準を抜け
1.1315/20まで下落。
午後11時の米経済指標は、
コンファレンスボード消費者信頼感指数、中古住宅販売
ともに予想を上回る好結果。
個人消費関連の鈍化が懸念される中での好調な数字に
市場は素直にドル買いで反応し、
ユーロが1.23台に下落(ユーロ安ドル高)ドル円が114円台後半に上昇という動き。
米債が指標の数字を受けて下落し、
長期金利が上昇。ドルの買い材料となって
その後ドル円を中心にドル買いが優勢な展開。
ただし、ユーロドルだけはユーロ買いドル売りが優勢になり
数字前の水準まで戻す展開と、まちまちな動きを見せた。
ユーロは、NY時間に入っても、
欧州要人から利上げを示唆する発言が続いたほか、
ドイツのCPI(時間が未確定だったもの)が予想を上回る好結果になり
利上げへの準備が出来上がった印象を市場に与えたことなどが
ユーロ買いを誘ったと見られた。
【ここからの見通し】
ユーロの堅調さが目立つ展開になっている。
昨日は特に話題には上らなかったが
外貨準備のドルからユーロへのシフトの話も
依然市場の注目材料として残っており
ユーロの下値はしっかりという印象。
ドル円は、さすがに114円台前半はやりすぎの感もあるが
115円ちょうど近辺が重くなってきていることも事実。
朝方いったん115円台に乗せて、
とりあえず目先の上値抵抗線はこなした形だが
115.50をしっかり越えてくるまでは
下値リスクを意識した展開が続きそうだ。
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1992年チェースマンハッタン銀行入行 1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行 (旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍 10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後GCIグループに参画。 2005年9月よりGCIキャピタル・シニアアナリスト (社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎) |
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