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北朝鮮のミサイル発射までは様子見ムード,その後円売り
7月05日
************忙しい人のためのサマリー********
北朝鮮のミサイル発射までは様子見ムード
米独立記念日で米国勢がお休みということで参加者が少なく
動きがとりにくかったと見られ
ドル円は114円台半ば、ユーロドルは1.28近辺での動き。
朝5時過ぎの北朝鮮ミサイル発射実験実施の報道を受け、
円売りが広がる。当初は動きが鈍かったが
詳細がはっきりし、東京勢も着て参加者が増えたあたりから円安が強まる。
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NY時間の夕方に、北朝鮮のミサイル実験の第一報が入るまでは、
7月4日は、米独立記念日ということで
米国市場は基本的に休場。
参加者がかなり少ないということもあって
東京、ロンドン市場でも、様子見ムードが続いた。
ドル円は114円台半ばで、上下とも動き図らい展開、
ユーロドルは1.28近辺でのもみ合いという動きであった。
そうした中で、日本時間午前5時過ぎに北朝鮮のミサイル発射実験の報道が流れ
円売りがスタート。
当初は、長距離ミサイルについての詳細がわからなかったことや
休場中の米市場では、参加者が少なかったことなどもあり
動きは限定的で、元の水準に戻るような動きも見られたが
その後、詳細がわかり、参加者が増えてくるにしたがって
円売りが進行。
ドル円は115円20近辺まで上昇、
ユーロ円は147.20近辺と、史上最高値を更新、
あと、目立ったところでは、有事のスイス買い、スイス円が94円台まで上昇していた。
【東京市場】
基本的に落ち着いた展開になった。
ドル円は、朝方ユーロ債の償還がらみと見られるユーロ円の売りなどに押され
114円台後半から114.40近辺まで下落する場面も見られたが
NY勢が不在で、いつもより参加者が少ない中、
大きく下値を攻める情勢にもならず、
その後値を戻した。
ユーロドルなど他の通貨も小動き。
ユーロ葉、対円での売りと対ドルでの買いにはさまれ
1.28近辺で膠着、後場に入って対円での売りが収まると、
やや買いが優勢も、動きは限定的であった。
【ロンドン市場】
NY市場が、米独立記念日でお休みということもあり
市場は様子見ムード。
ドル円は114円台中ばでのもみあい。
ユーロドルは、若干ポジション調整のユーロ売りが出て、
1.2820近辺から1.2790近辺に小幅な下落。
ユーロ圏PPIも予想通りの結果で
ほとんど反応はなく、
閑散とした取引になった。
【NY市場】
独立記念日ということで、
基本的には休場。
ドル円は114.40/60、ユーロドルは1.2800近辺での小動きが
午前5時ごろまで続いていた。
そこに飛び込んできたのが北朝鮮のミサイル実験実施の報道。
この報道を受けて、円売りが進み、
ドル円は朝の時点で115.20近辺まで上昇、
ユーロ円は147.20近辺と、史上最高値を更新、
有事のスイス買いでしられるスイス円は93.50近辺から94円台まで上昇した。
ミサイル実験がらみの動きを時系列にまとめておきます。
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午前5時
【報道】
NHKの朝5時の報道で
「北朝鮮がミサイル発射」との第一報が流れる。
この時点では、ミサイルはテポドン2ではなく、
それより小型の短距離ミサイルとの報道。
【為替】
ドル円は114.60円近辺。この報道を受けて114.75近くまで上昇も
まだ詳細がわからず、動きは限定的。
いったんもとの114.60近辺に戻す動きもあり
午前5時台後半から6時過ぎにかけて
【報道】
CNNなどが、米国務省筋の話として
ミサイルは3発発射され、そのうち3発目が長距離ミサイルテポドン2で
あったものの、長距離ミサイルの発射実験は失敗と報道
【為替】
この報道を受けてドル円は再び上昇も114.80近辺まで
その後114.65近辺まで戻す動きもあり。
NYが休場で、参加者が少ない分動きが出にくい面もあった。
午前6時から7時過ぎにかけて
【報道】
安倍官房長官が、テレビで北朝鮮がミサイル実験を行った旨を発言。
外務省が緊急対策本部を設置
米国務省や韓国などの動きも報道され、緊張感高まる
【為替】
早出の東京勢なども参加してきて、市場の流通量も高まる中、
円売りの動きが一気に強まる。
ドル円は115.20手前まで上昇。
ユーロ円は147.20近辺をつけて、ユーロ成立後の最高値を記録。
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【ここからの見通し】
北朝鮮問題で一気に円安が進んだ形。
この問題は、まだ尾を引く可能性があり
もう少し円安傾向が続くか。
基本的に、挑発行動であり、すぐにリスクが高まるというものではないが
こうした地政学的な混乱は
アジア地区からの投資資金の流出を招く可能性があるだけに
円売りももう少し続きそう。
116.50近辺をしっかり越えてくるかがポイントになるか。
114.50近辺まで戻してくるようだと、
今回の問題は、それほど混乱なく終了したということになってくるであろう。
ユーロなどは、基本的にはこの動きには影響されにくいが
現状では、ポジション調整も含めて、
ややドル買いになっている。
ポジションがややユーロ買いに傾きすぎている反動ではないかと思われる。
ただ、こちらの動きは限定的で、
基調はユーロ買い継続か。
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1992年チェースマンハッタン銀行入行 1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行 (旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍 10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後GCIグループに参画。 2005年9月よりGCIキャピタル・シニアアナリスト (社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎) |
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