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BOEが驚きの利上げ決定
8月4日
************忙しい人のためのサマリー********
BOEが驚きの利上げ決定…。
決定を受けてポンドは一気に上昇。
ECBも利上げ決定も、こちらは予想通りで反応限定的。
ただし、その後のトリシェ総裁の声明がかなり強気であったため
こちらも買いが優勢になる動きを見せた。
最もNY時間に入ると、調整もあって値を戻す展開。
調整が進むと、今日の雇用統計を前に調整の調整が入るなど
ポジションを傾けたくない市場の様子が印象付けられる動きを見せた。
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昨日の市場、
事前の予想では据え置き期待でほぼ一致しており
市場の関心も低めであった
英政策金利が、まさかの0.25%の利上げ決定で
市場は一時パニック的なポンド買いを見せた。
落ち着いたところに、今度はECB政策金利の発表。
こちらは予想通りということで、
それほどの反応は見られなかったが、
その後の総裁声明が強気でユーロ買いが出るなど
欧州勢のいる時間までは、欧州通貨買いが目だつ展開となった
最もその後はポジション調整の動きも確実に入るなど
今日の米雇用統計を意識した動きが中心となった。
ドル円は、東京、ロンドンと頭を押さえた
115円近辺をあっさり超えて、115円30銭近辺まで上昇。
ただ、その後114円台に戻されるなどドル買いも限定的な動きであった。
【東京市場】
ドル円に目立った動きが見られない中、
ユーロやスイスなどの売りが見られる展開となった。
利上げが事前に確実視されていたユーロに対して、
利上げ期待で積み上げたユーロ買いポジションを、
実際の発表が出て、利益確定の動きが広がる前に
ある程度調整しようという動きであると見られた。
ポンドは、この時点では、金利据え置きが確実視されており
事前の買いポジションの積みあがりもなかったためか
この動きには同調せず、対ユーロ、スイスに対してやや買いが出た。
ドル円は114円台後半での動き。
上値を輸出などの売りに押さえ込まれた。
【ロンドン市場】
ECBの前の前座程度の期待しかされていなかったBOEが
まさかのまさかの0.25%利上げ。
不意を疲れた市場は
パニック的に一気にポンド買いを進めたあと、
その後も高値圏での推移となった。
ポンドは、対ドル、対円をはじめ、完全に全面高の様相。
一気の上昇の後も高値圏での推移を続ける形となった。
その後発表されたECBの政策金利は、
こちらは予想通りの0.25%の利上げ決定。
市場は、利益確定の売りがやや先行する形で
トリシェ総裁の声明待ちとなった。
声明は、
「ECB政策金利は実質、名目ともに依然として低い状態である
金融政策は依然として、緩和的である」
と、今後の利上げ継続を示唆する強気なものとなり
利益確定ムードだった市場は、
一転ユーロの買戻しが優勢な展開に。
もともと買いが進んでいたポンドにも
更なる買いが入って、上値を試す展開を見せた。
ドル円は基本的には蚊帳の外。
【NY市場】
NY市場に入ると、
欧州通貨のポジション調整の売り(ドル買い)から
ドル円の買いが誘発され
ドル高傾向鮮明になった。
ドル円は頭を抑えていた115円近辺の売りをこなして
115.30近辺まで上昇。
1.25台に値を伸ばしていたユーロなども
再び1.24台に売り込まれる動き、
高値を試していたポンドにもある程度調整が入るという展開になった。
ISM非製造業の数字などへの反応というよりも、
今晩の米雇用統計に向けて
ややポジション調整の動きが出たのではないかという
見方がつよかった。
ただ、あくまでポジション調整ということで
ドル高の勢いも限定的で、
ドル円は、水曜日の高値圏である115.40まで上値が届かず、
114円台に戻される動きを見せた。
【今後の見通し】
ポンド利上げの余波がまだ残っている中で、
今日は今週最大のイベント
米雇用統計(非農業部門雇用者数)
予想は14万5千人前後と、前回の12.1万人よりも強い数字とはいえ
かなりおとなしめの予想になっている。
前回、直前に米系証券などが大きく予想を上方修正するなど
期待が高まるだけ高まって、低い数字に終わった反動からか
弱めの期待が多くなったようだ。
ただ、節目の50を割り込んでいたISM製造業の雇用部門の数字が
50越えまで回復、
政府の個人所得からの税収もアップ気味であり、
労働環境がそこまで悪いとはみなしにくいのも事実で、
個人的には20万アッパーといった強めの数字が出てきても
おかしくないのではという気がしている。
ここ二回はネガティブサプライズが続いたが
今度こそはポジティブサプライズを期待したいところ。
数字が出るまでは基本的に様子見。
数字が出た後に、出てきた方向性にのりたいところである。
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1992年チェースマンハッタン銀行入行 1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行 (旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍 10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後GCIグループに参画。 2005年9月よりGCIキャピタル・シニアアナリスト (社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎) |
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