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弱いCPIに、米金利の据え置き期待強まり、ドル売りに
8月17日
************忙しい人のためのサマリー********
CPIはコアが予想を下回るやや弱めの数字。
PPIの数字を受けて、ある程度予想通りとはいえ、
弱いCPIに、米金利の据え置き期待強まり、ドル売りに。
英MPC議事録は、かなりハト派な結果になり
一時ポンド安に、その後CPIでのドル売りを受け、
ポンドドルは値を戻す。
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昨日の市場では、
注目のCPIが
ある意味予想通り弱めの数字となり
ドル売りが進む展開を見せた。
前日のPPIとあわせて
金利の据え置き期待がかなり強まってきており
ドルの頭が抑えられる展開となっている。
もっとも、数字後に値を落とした後は
安値圏でのもみ合いで
下値攻めにも一服感。
【東京時間】
東京が依然お盆シーズンということもあり
主要通貨はほぼ膠着。
夜のCPIなどをにらんで、様子見状態が続いた。
そうした中でオセアニア通貨は、やや動きを見せる展開。
午前9時過ぎに出たNZカレン財務相の
インフレは不快な水準発言を受けて、
NZDに小幅な買いが入る展開。
もっとも、その後AUDが消費者信頼感の低結果などを受けて
こちらは売りがでる形となり、
NZDの上昇分を消す形となって、
その後はオセアニア通貨ももみ合いとなった。
7月13.14日開催の日銀金融政策決定会合(ゼロ金利解除の回)の
議事録要旨が発表されたが、
こちらに対する反応は目立ったものは見られなかった。
【ロンドン時間】
CPIを前にしたロンドン市場では
ポンドに目立った動きが見られた。
きっかけになったのは、
サプライズ的な利上げを決定した8月2-3日の
MPC(金融政策決定会合)の議事録発表。
前日のHICPのやや弱めの数字で、
利上げ期待が少し弱まっているということもあり
今回の議事録には市場の注目が集まっていた。
今回の投票は、6対1での利上げの決定。
反対者はブランチフラワー理事。
議事録の内容は、
必要があれば、利上げから転換する時期がくる可能性について
多くの委員から意見が出たことや、
今回の利上げが、今後の大幅な利上げの必要性を抑えるための
予防的な措置であることが述べられるなど
ハト派(金利に弱気派)な物となっており、
議事録を受けて、
東京時間に1.8940近辺で推移していたポンドは
1.88台後半に下落を見せた。
市場は、今月のMPCでの利上げを
全会一致によるものと見る見方が強かったため、
ブランチフラワー氏が反対(据え置きに投票)したことも
ポンド売りの材料となった。
その他通貨は、
CPIを控えて、基本的にはもみ合い。
東京時間にカレン財務相の発言を受けて買いが出たNZDは
ロンドン時間にもう一度発言が材料として蒸し返され、
買いが優勢になっていた。
【NY時間】
注目のCPIは、コア部分が
若干予想を下回る数字となって
前日のPPIとあわせて、再利上げ期待は後退する形に。
ドル円が116円台を割り込んでストップを巻き込み売りが出るなど
ドルは全面安の様相を見せた。
その後の鉱工業生産の数字も弱く、
ドルの頭はかなり重くなる展開に。
もっとも、PPIが悪かったこともあって
CPIが弱めになるのは、ある程度織り込み済みという意見もあって
下がったところでは
買いが見られる場面もあった。
ただ、金利、債券市場などでも、利上げを当面据え置くという
見方が台頭しており
ドルの戻りはしっかり売りが出る展開で
大きく下げた後は
安値近辺でもみあいになった。
【ここからの見方】
CPIの結果をどう捉えるか。
PPIほどのインパクトはなかったとはいえ、
数字として弱いことに違いはない。
住宅関連などもかなり弱くなってきており
金利面でのドル買い意欲は弱まってきそうだ。
そういう意味では、
ドルの頭は重そう。
ただ、115.50の手前にはまだまだ買いが残っているとされ
短期的には売りにくいことも事実。
115円台半ばをしっかり割れてから売りに回っても
遅くはないか。
あまりこの水準で熱くなることは避けたい。
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1992年チェースマンハッタン銀行入行 1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行 (旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍 10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後GCIグループに参画。 2005年9月よりGCIキャピタル・シニアアナリスト (社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎) |
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