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米中古住宅販売で一時ドル売りも、すぐに切り返す
8月24日
************忙しい人のためのサマリー********
米中古住宅販売で一時ドル売りも、すぐに切り返す。
ドル円、ユーロドルなど対ドルでの通貨ペアは
上下ともに試しに行く荒っぽい展開も
終わってみれば、前日と同じ水準。
独ZEW景況感の弱い数字の影響続くが、
Ifoとの相関に懸念もあり、今日のIfo待ちという見方も。
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昨日の外国為替市場は
米経済指標などを受けて
かなり荒っぽい展開になった。
NY時間の朝に発表された
米中古住宅販売の数字が
予想を下回る結果となり、
米住宅市場の冷え込みが印象付けられることとなって
まずは、ドル売りが進む展開。
しかし、この動きは全く続かず、
その後一気に値を戻すという荒っぽい展開。
ドル円の116円ちょうど近辺が堅くなるなど
ドルの下値での買いが強く、
指標を受けての動きが長続きしなかったという見方のほか、
住宅関連指標の弱さは
このところ続いており、新鮮味に欠けたという見方も。
もっとも、ドルの高値からの買いにも慎重な姿勢が見られ
上値も続かない。
結局は元の水準に戻るという展開であった。
【東京時間】
クロス円が重い展開。
最初の動きはドル円が主導。
前日の海外市場で、
シカゴ連銀モスコウ総裁の発言などを受けて
ドル円が上をトライ、
しかし、116.80/00近辺の上値が重かったことで、
明けて東京時間は、短期筋などからのポジション調整の
ドル円売りが入る展開から始まった。
クロス円も、ドル円の重さを受けて売りが進み、
NY午後にやや値を戻していたユーロ円も
再び148円台に下落する動き。
通関ベース貿易収支などへの反応はほとんど見られず
材料というよりも、ポジション調整中心の動きであった。
欧州通貨は、対円での売りに頭を抑えられて
小幅下落という展開。
午後に入って、ドル円が値を戻した後も、
前日のZEW景況指数の弱い数字の影響が残って
欧州通貨は頭が重く、
クロス円は軟調なままであった。
【ロンドン時間】
ロンドン時間に入ると
東京時間頭が重かった欧州通貨の買戻しが入った。
1.27台後半でもみあっていたユーロドルは
1.28台をしっかり回復。
ポンドやスイスなどでも欧州通貨買いドル売りとなった。
ドル円も、この流れの中で116円10銭近辺まで下落と
ドルは全面安の様相。
きっかけになったのは、
ZEWの数字への懐疑感が広がったこと。
もともと、独の最重要指標の一つであるIfo景況感との
相関関係の高さから注目度の高かったZEWであるが
今年にはいって、ZEWの結果とIfoの結果の乖離が激しく、
ZEWの結果に何処まで反応するべきかの懸念が出ていることが
ユーロドルでのユーロの買戻しを呼び、
ドル全面高に繋がったと見られる。
ユーロなど、欧州通貨の上昇を受けて
クロス円は下値から調整が入り、やや値を戻した。
【NY時間】
上下に振幅が激しい、荒っぽい展開となった。
午後11時に発表された中古住宅販売の数字が
予想を大きく下回ったことで
一瞬ドル売りが進行。
ドル円が116.10近辺と、ロンドン朝の安値を試し、
ユーロドルは、一日の高値を越えて1.28台半ばを試すという展開。
しかし、このドル売りは続かず、
すぐに切り替えしが入る展開。
ドル円は、116円台半ば越えまで上昇。
ユーロドルは今度は一日の安値を割り込んで1.2780近辺まで下落と
かなり荒っぽい展開となった。
目立ったドル買い材料が出たわけではなく、
指標後のドル売りが限定的だったことで
ドル買いに安心感を持った短期筋が
一気に買いに回ったことが原因と見られる。
短期筋が中心の動きのためか
このドル買いも長くは持たず、
NY午後には調整が入って、
結局上下を荒っぽく試したものの
元の水準という展開。
【ここからの見方】
ここまで荒っぽい展開で上下を試した後だけに
やりにくい感が強い。
ただ、ドル円の116円ちょうど近辺の堅さは印象深く、
下値では買いたいところ。
もし116円を割り込むようだと
一旦あきらめるという形か。
ユーロは、1.27台後半では
このところ活発な取引の目立つ東欧勢からの
買いの噂もあり
下値はしっかりしている。
そういう意味でも
クロス円は依然堅調な展開か。
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1992年チェースマンハッタン銀行入行 1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行 (旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍 10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後GCIグループに参画。 2005年9月よりGCIキャピタル・シニアアナリスト (社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎) |
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